ハワイへ語学留学を行えば、必ず英語が話せるようになると考えている方が多いように感じます。
しかし、「短期留学だったから話せるようにならなかった」「日本人が多かったので英語には学校でしか触れなかった」などといった声をよく耳にします。
それは、周りの環境の影響もあるのかもしれませんが、残念ながらハワイで語学スクールに通ったからといって、必ず英語を話せるようになるとは限りません。
海外へ留学したとき、語学スクールに通うだけで英語を話せるようになるとう考えは安易にしないようにしましょう。
こう言ってしまうと「海外へ留学したときに、語学スクールに通う必要がないのでは?」という結論を出すのは早いです。
とは言え、スクールに通うことの意味を間違えなければ、検討する価値は十分にあります。
語学スクールに通う期間を目標とする英語力レベルによって、決める必要があります。
「英語力をあげたい」といっても人さまざまですから、具体的に以下のように目標を立てることが大切です。
日常会話は問題なく出来るようにしたい
SNSなどで知り合った外国人との会話をスムーズにしたい
TOEFLやTOEICの受験をしたい
会話だけでなく、メールなど文章でもコミュニケーションを取りたい
海外出張や取引先とのやりとりのためにビジネス英会話を学びたい
字幕なしでも海外映画をスムーズに観てみたい
日常会話は問題なく出来るようにしたい
SNSなどで知り合った外国人との会話をスムーズにしたい
TOEFLやTOEICの受験をしたい
会話だけでなく、メールなど文章でもコミュニケーションを取りたい
海外出張や取引先とのやりとりのためにビジネス英会話を学びたい
字幕なしでも海外映画をスムーズに観てみたい
まったく英語が話せない日本人の場合、例えば、語学学校に1ヶ月通ったからといって、日常会話に苦労しないレベルに達することはとても難しいのも事実です。そして、淡々と学校に通っているだけでは、絶対に英語力は身に付きません。
現在、留学を考えている人の多くは「海外に留学すれば、英語が話せるようになる」と考えてしまいがちですが、いくら留学をして語学スクールに通っても、勉強をしなければ、どんな人であっても英語力は向上しません。
「語学学校に通うのだから、自然に英語が身につく」と考えていてはだめ。留学期間中は真剣に勉強をする必要があります。
留学中しっかり勉強すれば、英語が話せるようになり、いかに集中力を保ち、真剣に勉強出来るかが大きなポイントになります。集中力を保てる学生は、短期間でもしっかりとした英語力を身につけることが出来ます。
目標を持って留学し、語学スクールに通うことが大切なのです。
語学スクールに通う本当のメリットは、英語を話す機会を持てること(=普段の学習の成果をアウトプット出来ること)です。
英語は、勉強するだけで話せるようになる可能性は低いといえます。単語を覚え、文法を勉強することも大切ですが、同時にリスニングや音読、シャドウイングなどの自発的な学習をしましょう。
そして、英語を話すという練習が必要となります。つまりアウトプットすることが重要なのですが、語学スクールをこの機会の場としてとらえましょう。
覚えたフレーズがパッとでない
ネイティブ講師の質問に反応出来ない
ネイティブ講師の話が聞き取れない
私達日本人の大半は、日本で生活をしていると普段英語を使う機会がないのが現実です。
仕事でネイティブと付き合いがある方以外、「毎日英語を話す」というような環境はありません。
使う機会がないので、話せるようになる機会も少なくなってしまいます。
しかし、せっかく留学をして、語学スクールに通うのであれば、チャンスは最大限に利用したいものです。
本気で英語を学ぶために留学を考えている人も多いのですが、一番危険なのは、スクールに通うだけで英語が話せるようになるという過剰な期待を持つことです。
語学スクールに通って成果を出した人は、レッスンだけでなく、普段から学習している人なのです。
例えば、街中でも積極的に英語を使ったり、日本人同士だけの接触をなるべく控えるなど何かしらの努力をしています。 多少間違えたり、自分の話した英語が通じなくてもかまいません。
ただ単にスクールで学ぶだけでなく、スクールにいない間も自分で出来ることはたくさんありますから、積極的に行動をおこしてみましょう。